股関節の痛みでの症例について。
こんにちは。
三潴郡大木町のからだの歪みを整える専門院 みづま整骨院です。
本日は股関節の痛みでの症例について話をしていきます。
股関節は膝の痛みがある方にとっても関係のある話なので、慢性的な膝痛がある方も記事をごらんになっても良いと思います。
先ず、症例なのですが、この久留米市三潴町在住の男性の方は右股関節痛での御来院で初見では右足のは行といって足を引きずったような状態での御来院でした。
勿論、その状態での御来院なのでかなりの股関節の痛みを訴えておりましたので、徒手検査を行ってみますと屈曲、伸展動作で股関節の後面に痛みが強く出ておりました。
特に屈曲90度以上と伸展時の最後の方に痛みが強く出ているのが主な主訴でした。後はしばらく痛みをかばっていましたので股関節の内側にも少し痛みが出ておりました。
炎症反応はあったのかもしれませんが、触れた感じではそんなに熱感を感じるものではありませんでしたので炎症に痛みがあっても軽度ではないかというのが、私の初見でした。
感覚の異常はなく、神経痛でもなさそうでしたので、先ず、股関節の歪みを確認すると主訴である右股関節の内旋に制限があり、
更に骨盤の骨の一つである右の腸骨に後方の制限、左の腸骨に前方の制限がありましたので、右股関節と骨盤を主に調節して動きを確認したところ、右股関節の屈曲時と伸展時の痛みは軽くなり、動作もしやすくなったとの事でした。
また歩行についても改善が見られたのですが、完全に痛みを取りきってはおりませんので現在は4回の通院をして継続中です。
まだ、右股関節の後面の筋肉の突っ張ったような感じが残っているのと歩行が少し引きずったような部分も見られますのでその点を今後改善していく予定です。
元々、この患者さんは両膝が悪く、仕事でも階段を昇るような動作も多かったそうなので、膝についても少し曲がったような状態でした。
ですが、この状態はいわゆるO脚ではなく膝を少し曲げたような状態で変形があるかどうかははっきり分かりませんでした。
しかし、膝が軽度屈曲位になる事で股関節も普段から軽度屈曲位になりやすいので、その状態で何か物を持ってしまったか急な方向転換で股関節が強く内旋してしまったことで今の症状になってしまったのではないかと推測してみました。
患者さん自身もはっきりと分からない部分もありましたので正確にはそうだったとは言えませんが、このように膝の痛みが慢性的にあることで関連する股関節や足関節の痛みに繋がることもありますので
慢性的な痛みを放っておくことは他の部分の痛みを引き起こす要因にもなりますので、早期に施術、治療を行う事を薦めます。
股関節痛には他の筋や関節の歪みが関係している事もありますが、筋肉を押したり、揉んだりする事では中々改善しないこともありますのでクリック音がするとか歩いていて痛みが出る事がある方は
股関節や膝の歪みからくる痛みや症状なのかも知れません。
股関節は歩くのに大事な関節なので、ケアをしっかりして下さいね。
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